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羽球月報  12月号

学2 岩本

早いもので、12月になりました。師匠も走る師走と言うぐらいあって、かなり忙しい日々を送っております(個人的な事ですが)。
 遠い昔のように感じてしまいますが、先月の初めに秋リーグの入れ替え戦があって、見事に女子が1部リーグに返り咲きました!1部昇格を当然のように期待されて プレッシャーがあったと思いますが、よくやってくれました。終わってみれば1部の4位校ということで、大学始めの人だけで構成されたチームであることを考えると 大変素晴らしい戦績だと思います。大学始めでも経験者の人と対等に試合が出来るまで成長できるというのを下級生の人たちも感じてくれたのではないでしょうか。 来年の秋リーグは我こそがと思って頑張っていって下さい。
 1・2回生の人たちは新人戦が目前に迫ってきていますね。だいぶ気合の入ってきてる人が見受けられていい感じです。新人戦は西医体や春の大会ほど大きい大会 ではないので、上位進出を果たしやすい大会です。「少なくとも自分と同じ経験数の奴には負けへんぞ!」「あわよくばメダルを狙ってやろう!」といったぐらい の意気込みを持っておきましょう。今の時期は一番伸びやすい時期なので、これからの1ヶ月をよく考えて過ごして下さい。上回生もそのために精一杯力になるつもり です。
 今月号は筆者多忙のため恒例の雑学はお休みにいたします。誠に申し訳ありません。  


遠く険しい自主練への道

教1 坂谷 彰哉

二セメになってから授業の都合で木曜の練習に来れなくなりました。そのせいであまり練習する時間が取れないので最近はがんばって自主練に顔を出すようにして います。今回は原稿を任せていただいたので、紙面をお借りして僕の自主練初参加未遂のことについてお話しさせていただきます。

九月の中ごろの火曜日のことです。その日は秋休みで、特に遊びにいく予定も入れておらず朝からだらだらしていました。でもあるとき「今日は火曜日じゃないか、 火曜日といえば千中で自主練のある日だ。今まで行ったことないし行ってみよう。場所知らないけど、まあ行けば分かるだろ。」と思い立ち、ラケットバックを抱えて 家を出ました。この時点で地図をよく確認しなかったことが最大の失敗につながるわけですが。

家を出てから一時間もしないうちに御堂筋線千里中央駅に到着。さあ、ここからどうするか。駅員のおっちゃんに聞いてみたところ、「ここをまーっすぐ行って、 ちょっと行ったところを横へまたまーっすぐ・・・」というよく分からん説明を受けたので、指示に従いとりあえずまーっすぐ。すぐに阪急ホテルに行き当たりました。 ここの道を中央環状線沿いにまっすぐ進んで最初の大きな曲がり角を左に曲がれば千中体育館に着く、ということをいろいろな人から確認して、再び歩き始めました。

一時間後、どういうわけだか山の頂上らしきところに出ました。しかも傍らには山の植物を撮影する気満々の、年代物の一眼レフを携えたじいちゃんの姿。・・・ おかしい。どこをどう間違えたら体育館にいくつもりで山登りになるんだ?しばらく考え込み、とりあえず来た道をそのまま引き返して、今までのことは無かったこと として再び道を探すことにしました。 (あとで調べたところ千里東町公園の一角にそういう場所があるみたいですね。あのじいちゃんの格好が大げさだっただけの ようでした。)

その後いよいよしょうがなくなったので駅まで戻り、今度は地図をほとんど無理やりに借りてしっかりと確認し、今度こそ体育館へ。どうもさっきはかなりいいところ まで行ってぎりぎりで間違えてたらしく、今度はあっさりと到着。やっとこさ千里中央体育館につくことが出来た、というわけです。ここまで着くのに二時間半。 家からじゃなく、千里中央駅から、ですよ。

さあ気を取り直して練習するぞ。誰かいるかななどと思いつつ、300円払って体育館へ。そこには・・・だーれもいない。全くの無人の体育館ですよ。さらにその後 しばらく待ってるとものすごい数のおばちゃんの大群が押し寄せてきて、体育館が一気に占拠されてしまいました。あまりの居心地の悪さとそれまでの疲れで、全て の気力を使い果たしてしまい、思わずそのまま帰ってきてしまいました。(あまりに哀れに見えたのか、300円は警備のおっちゃんと思しき人が返してくれました。)

そんなこともありましたが今はもうちゃんと先輩のいそうな時間に、道を間違えずに体育館にいけるようになりました。そういうわけで千中体育館にはいける限り 自主練に行きますので、見つけたら相手してやってください。

(後日談ですが、この日のことがあんまりに悔しかったので次の週に一回のO氏を誘って自主練に行くことにしたんですが、千里中央駅にあと数分で着く、という ところになってO氏から電話「今思い出したけど、今日月末だから体育館休みやった」。・・・やはり自主練への道は険しいようで。)


DECEPTION【dise'p∫n】

謎のdeceiverによる、3回目のコーナーです。今回は新聞係に原稿を催促されてませんので、コーナーとしての位置づけがあやしいのかも知れません。っつーか、みんな読んでいただけているんでしょうか(・・?)

12-01.jpg
↑の灰色は当然同じ灰色ですが、黒い帯を重ねますと、目の錯覚により左の灰色の方が濃く見えます。このような図形での錯覚を「ホワイト効果」と呼びます。

12-02.jpg
↑おなじようなものでしょうか?明度による対比のことを明度対比というみたいです。■の間に灰色の点が見えますが、■でかこまれた交差点の一箇所だけをみつめているとその場所には見えないですね。

下の絵、三角形が見えますか?でもよく見てください。どこにも三角形なんてないんですがね…。「エーレンシュタインの錯視」といい、ないはずの輪郭が見えるものです。
12-03.jpg

今回はどんな応用ができるでしょうか?1番上のやつは、ちょっと派手なユニフォームでもパートナーに白黒のユニフォームを着させて、後衛に行けば、自分のユニフォームがちょっとは相手からは落ち着いて見えるようになるということでしょうか??またとある人のように超派手なユニフォームを好む場合は、めちゃめちゃ目立ちたいのなら、パートナーに白黒のユニフォームを着させて、パートナーよりも前に行くこと(前衛)をお勧めします!2人とも目立ちたいのなら2人とも派手なのを着るしかないですね。 新人戦で、1・2回生のユニフォームパフォーマンスに期待(?)してます☆


INTERVAL

今月はサービスについてです。先日、バレーボールのワールドカップが行われていましたが、ジャンプサーブでミスを連発する日本チームに歯がゆい思いをしました (まぁ、バレーのサーブはバドと違って、難しいのでしょうが…)。バレーもバドミントンと同じく、サーバーが不利なスポーツです。いかにサーブでレシーバー側 を崩すかが、勝敗の行方を左右するポイントになってきます。しかし、バレーはサーブミスをすれば相手に1点入りますが、バドミントンはサーブミスをしても点 は失わないし、しかももう1回サーブ権があるんです。そう考えると、少し、落ち着いて打てるんじゃないでしょうか。しかし、だからといって、ミスをしても いいというわけではありません。サーブは試合の流れを大きく左右します。100回打ったら100回コートに入れる、命中率100%のサーブを目指してみませんか?

バックハンドショートサービスの打ち方

  • グリップ
    バックハンドですが、少し短めに持つと、ラケットが操作しやすくなります。また、握るときに親指を第2関節までべったりとくっつけて打たないようにしましょう。
  • 構え
    右利きの人は、右足を前にして構えます。この時、つま先立ちになると打点がちょっと高くなりますが、ぐらぐらしてしまう人もいると思いますので、いろいろ試して、自分の打ちやすいスタンスを見つけましょう。また、右ひじは少し曲げておいた方が良いでしょう。そして、気をつけてほしいのは、シャフトの向きです。打点を高くしようとするとシャフトは横向きになりますが、フォルトを招きやすいので、1,2年生はシャフトを下向きにして確実に球を入れることを優先してください。
  • スイング&インパクト
    肘を支点にラケットを親指で押し出すような感じで打ちます。この時、手首は動かさないように。また、インパクト時は、打球面がコルクの側面を捉えるようにするとコントロールがしやすくなります。


サーブを打った後は、ラケットを立て次に備えます。ヒット後、ポジションは後ろへ下がらないように注意しましょう。ねらい所は、ストレートが基本。ここに打つと、相手の返球が左右対称となり、守りやすいという利点があります。ただし、ここに打つだけでは、相手が慣れてしまうので、クロスや、ボディー、ロングも混ぜます。ちなみに相手が右利きの時は、相手の左胸を狙うと打ちにくいそうです。ゆっくり打ったり、早めに打ったりして、相手の間を外すことも、面白いと思います。また、ネットを越えてから浮かないように打つこともラリーの主導権をにぎる上で、非常に大切です。ミスはしない、しかも相手に攻めさせない、そんなサーブが理想ですよね。サーブは練習すれば誰でも必ずうまくなれます。目をつぶっても入れられるくらいになったらきっと一流でしょう(笑)



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Last updated: 2003/12/01 23:14
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