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バド部だより
                                                   10月号

学II Y,O

 日中はまだまだ暑いと感じることが多いですが、朝晩は少しずつ涼しくなってきました。季節の変わり目は風邪を引きやすいので体調管理には注意しましょう。さて今月はいよいよ秋リーグです。この大会はまさに各大学の総力戦となります。「総力」というのは出場する選手の実力だけではなく、応援の力も含まれています。部員全員で戦い、1つでも多くの勝利をつかめるように頑張りましょう。
 さて、今回は少々技術的なことを話したいと思います。先月行われたOB・OG戦で先生方にも指摘していただいたことなのですが、多くの部員が伸び悩んでいること、それはフットワークだと思います。フットワークは最も基礎的なことであると同時に、試合において最大の武器にもなりえます。ことシングルスにおいては、フットワークが勝敗を左右するといっても過言ではありません。毎回の練習で常に行っているフットワーク練習ですが、注意すべきポイントがいくつもあります。

1. 正しい足の運び方を身につける。
まず基本的な足の運び方(歩数など)を身につけることが第一です。もちろん対応するシャトルによって足の運び方が異なるので、どのような球をどのように返球するのかをイメージしながら行うことが大切です。
2. 1歩を大きくする。
実際の試合で歩くように動いていてはとてもシャトルに追いつけません。1歩を大きくというのは大またで動けということだけではなく、もっと地面を蹴りながら動けということです。例えば、フォア前をとりに行く時、ただ右足を出すのではなく、しかりと左足で地面を水平に蹴る。(言うなれば三段跳びの選手の要領です)そのためには重心を落とし、膝や足首を柔らかく使うことが重要です。そうすることで伸びと躍動感のあるフットワークになり、とどきそうにない球にも追いつけます。
3. 1歩目の出足を早くする。
シングルスの練習をする機会が少ないためか、1歩目の動き出しがうまくできない人が多いように思います。バドミントンにおいてこの1歩は非常に重要です。みなさんリアクションステップという言葉を知っていますか。人間の運動は、全くの静的な状態から動くことは困難です。バドミントンにも同じことが言え、次の球に対応するために、相手が打つ瞬間にステップを踏む動作を行います。これをリアクションステップといいます。詳しくは省略しますが、地面を強く蹴りだし、重心を崩す動作が必要となります。普段の練習では流れに従ってフットワークの練習をすることが多いですが、しっかりと中央でステップを踏み、そこから動き出すという練習を意識して行ってください。
4. 打ったら直ぐ戻る。
特にシングルスにおいて、コートの隅で打った後、その場に留まっていては次の球に対応できません。相手が打つ前にホームポジションに戻ること(そして相手の打つタイミングに合わせてリアクションステップをとること)が必要です。もちろん、戦術上常にコートの中央に戻るとは限りません。次の返球に対して最適な位置に戻ることが大切です。ホームに戻るためには打った後の足が重要です。後ろでクリアを打つ場合、空中での姿勢ですが、必ず右足は戻る方向に蹴り出すようにし、左足は後ろに大きく引きます。そうすると左足が地面に着いたときに重心が後ろに残らなくなり前へかえりやすくなります。これにより打つと同時に次の1歩が踏み出せるわけです。

 この他にも大事な点はたくさんありますが、全員の課題になりそうなことを簡単に書いてみました。フットワークがよくなれば、球の下にしっかり入って打つ機会が増え、ショットも安定します。基礎打ち前の短い時間ですが、アップの一部だとか、ただの根性練だという位置づけではなく、上達する上で大事な練習なので地道に頑張りましょう。また、上記の点を含め、わからないことがあればどんどん聞きに来てください。






西医体の帰り道

学I K.S

初めて原稿を書くという大役を仰せつかったわけですが、私はなんとパソコンを持っていません(というか我が家は全く文明開化していません・・・。)というわけで、新聞係様には手間を取らせて申し訳ないのですが、手書きでカリカリ書いていこうと思います。ずばり前回の岡田さんの話に対抗して西医体の帰りの話を。1回生のほとんどがスペースワールドに行ったことは知ってる方も多いと思いますが、スペースワールドに到達するまでには壮大な物語があったのです!(笑)
 まず西医体の最終日、試合を見に行ってから、小澤くん、北野くん、谷口くん、土井くん、依藤くん、大内さん、私の7人で博多に出発。一緒に出発したジョニーさん、まつじゅんさん、灯子ちゃんと小倉で別れ、博多に到着。到着後ジョニーさんに教えてもらったラーメン屋さん「一蘭」へGO。道中に屋台街を通過し、「おぉ〜、さすが博多!」とテンションは右肩上がり。一蘭に着いた時にはすでに異常なテンションで、「ラーメン3連戦!」などバドに関連した意味不明な言葉を連発しつつ突入。一蘭の不思議な内装(自習室のようなテーブルで、前にのれんみたいなのが掛かっていて店員さんの顔が見えない!)にびっくりしたけど、かなりおいしかったです。
 その後結構歩いてから、2戦目の相手「一心亭」に到着。歩いてる間にも泊まる所を探したりしてたんですけど記憶が薄れているので割愛します。とりあえず2件目に着いた時もほとんどの人はテンションが高かった!1軒目の時よりもはるかに高かった!ということで2戦目の相手にも楽々勝利しました。ここで思わぬハプニングが・・・2軒目に行った後、隣にあった温泉(銭湯?)に行ったのですが、予想以上の設備の良さに全員ノックアウト。ものすご〜くまったりしてしまったのです。しかもここにきてラーメン2杯分がずしっとのしかかってくる悲劇・・・。すぐに3杯目なんか考えられないという状態に陥り、休憩をはさむことに。何か甘いものを探し求めて歩いていると気がつくと歓楽街に!そういうオーラを放っているお姉様、お兄様を大勢見ました。大人の世界ですね。と、ここでミスドを発見!しかもそのミスド場所柄か朝5時まで開いてる。夜中に誰がドーナツを食べるのやら・・・。
 そんなこんなで、休憩できたのかどうかわからないまま、とりあえず屋台に向かいました。でもテンションはローのまま・・・でもやっぱり博多に来たからには屋台のラーメンを食べねば!とラーメン4杯とおでんを注文。しかし出てきたラーメンにはなかなか箸がすすまない、ぶっちゃけ私はおでんの方がおいしいなと思っちゃいました。でもやっぱりテンションはいまいち・・・となると彼らの出番です(笑)彼らが何をしたのかは書くと長くなるので本人たちに聞いて下さい。とりあえず私はバカ受けしてテンションうなぎのぼり状態にさせられました(笑)全員ではないですがテンションはまあ回復し、向かったのはカラオケ屋「シダックス」(ジャンカラではありませんでした)。そうです、オールです。宿泊代をうかす作戦で。
 4人部屋2つに分かれて入ってみるとカラオケの機械が邪魔で邪魔で・・・でも仕方がないのでとりあえず寝ることに。まぁ安眠できるとこもなく、誰かがもぞっと動くと目を覚ます、の繰り返しでした。初めて寝たのに疲れるというのを体験しました。朝になって時間まで皆がいろいろやってる中で、依藤君だけが早く外に出たかったみたいでごちゃごちゃ言ってました。(笑)シダックスを出た後は久しぶりの日光をあびつつ朝食探し。(笑)昨晩がヘビーすぎたため、かなり野菜を求めてました。(笑)ファーストキッチンでサラダとかを摂取後、いざスペースワールドへ!道中にジョニーさんと合流し、無事に最寄り駅(その名もスペースワールド駅!)に到着。
 スペースワールドはかなりすいていて、乗りたい放題でした。ここで、依藤君は絶叫マシーンを嫌がって逃亡!しかし昼食にいくふりをして無事に捕獲し、最大傾斜60°を誇る「タイタン」にちゃんと乗せました(笑)ボートみたいなのに乗って水の上を揺られていくという乗り物に乗った時は、私は水に愛されてしまったのか、ずぶぬれになりました・・・。3回ぐらい乗ったのに毎回濡れるし、ジョニーさんには大笑いされるし、唯一の救いは服がすぐに乾いたこと。ギラギラ照り付けてた太陽に感謝です。こんな感じでスペースワールドを満喫し、小倉に戻り、よくわからんよさこい祭りを見たり、もんじゃ焼きを食べたりした後、無事に大阪に帰ってきました。
 とまぁ、こんな感じの1回生の旅いかがでしたか?私にとってはかなりいい思い出になりました。ジョニーさん、お店とか教えてくれてありがとうございました。1回生のみんな、また機会があれば楽しい旅をしましょう。



<新聞係>
 1回生原稿はかなりの大作でした。幸い字が丁寧で助かりました。1回生の若々しさと仲の良さがよくうかがえます。段落変更以外はほぼ原文ママです。 (笑)という字が何回あったっけ?若々しさと仲の良さでバドもますます頑張ってください。
 キャプテン原稿もいつも以上の長文でした。先生方のフットワークについての話は僕も拝聴していました。確かに非常に重要なことです。特に下級生は、上に書かれているようなことを早速真剣に検討して、最初は出来なくても意識を持続して練習し続けることで少しでも早く自分のものにしていけると思います。正しい方針で練習しないと時間と努力が無駄になってしまいます。正直、書かれていることがよくイメージできない、という人は恥ずかしがらずに積極的に上回生の所へ質問に行きましょう。



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Last updated: 2005/10/04 0:56
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