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育て、バドの花
                                                   5月号

学II K.O


 幹部交代から一月経ちました。四月は新入生が沢山遊びに来てくれたため、バタバタしましたが、来てくれる人数も落ち着いてきましたし、少しずつですが、そろそろ練習内容を充実させていこうと思います。夏に向けて怪我をしないように気をつけながら、体力をつけていきましょう。とくに新入生は(自分で実感していると思いますが)体力が落ちていると思うので、徐々にでいいですから体を慣らしていきましょう。
僕は去年この時期に怪我してしまい、つらい思いをしました。今思えば、少し気が抜けていたのでしょう。新入生に限らず、ストレッチは十分に行ってください。



クラブ生活

学U k.O

 昨年も同じ様な内容を前キャプテンが書いておられるが、僕がこのクラブをどのようにとらえているかを知っていただくのは決して無益ではないと思うので書いておこうと思う。二回生以上の方は、もうわかっていると思われるかもしれないが、確認ということにしていただこう。
このクラブの特徴といえば、自由参加であることがまずあげられるだろうか。強くなりたい人は毎回練習に来ればよいし、むしろバドミントンを楽しみたいという人は自分の都合にあわせてマイペースに参加すればよいだろう。新歓中に新入生から、「バド部は休むと退部させられるのか」という質問を受けたが、それとはおよそほど遠い。個人スポーツであること、練習の予定が体育館の都合のため不規則になりがちなことなどもこのクラブが自由参加になっている一つの要因だが、次のようなことを可能にするために自由参加になっていると僕は解釈している。例えば、この数ヶ月はバイトに専念したい・勉強したいということであったり、長めの旅行に行ってくるということが時を選ばず可能であるということである。その期間はクラブに来なくとも、また時間ができたらクラブを頑張れるというのは非常に良い制度ではないだろうか。来ない時期があるとなんとなく足を運びづらいかもしれないが、まあ迷った場合は飛び込んでみるもんだ。あとは周りから誘ってもらえると行きやすくなるのかな。
参加形態はサークルのようであるが、このクラブはあくまで「クラブ」である。締めるところは締めていく。遊びの時は思いっきり楽しみ、練習の時は練習に集中する。メリハリをつけ、団体として動く中で礼儀、マナー、協調性を養っていくことは以前からずっとこのクラブの理念であり、このクラブが「クラブ」たる所以だろう。
はてさて、長々と書いてしまったがあともう一つだけ新入生に。自由参加ではあるけど下級生のうちはできるだけ来ておいたほうがいいと思う。下級生の間はひたすら教えてもらえるからね。特に、一月半ばには新人戦があり、十一月ぐらいからの二ヶ月は徹底的に教えてもらえます。それまでにある程度打てるようになっておくと楽しいよ。



大学生の食生活

学I S.K

  残念ながら今月は新聞記事の寄稿をお願いすることができなかったので、今回はめでたくクラブに入部してくれることが決まった新入生達に少しでも役に立つ情報をと思い、大学生の食生活というものについて語らせていただきたいと思います。 ・・・と思って書き始めたものの、僕自身の自炊経験はこの4月に始まったばかりであまりにも短く、これといって有用な情報が思いつきません。さて困ったというところで思いついたのが「学食案内」。自慢するほど学食を食べ歩いたわけでもありませんが、諸所の事情により2年間フルに通ってしまった豊中キャンパスです。学食の紹介ならできるはず、というわけで早速ですが思いつくままにお話していきましょう。
豊中キャンパスの学食の中で一番「学食」っぽい雰囲気を醸しだしてるなぁと僕が感じたのが図書館の下にある食堂、通称「館下」。12時を過ぎると食券機の前にできる長蛇の列、所狭しと並ぶ長机と椅子に厨房の中を忙しく動き回る食堂のおばちゃん達の姿は学食のイメージそのものでした。ここでの定番は何といっても阪大名物の天津飯。デラックス版の天津マーボーや天津中華も見逃せませんが、ふっくらとした卵と特製あんかけのマッチが絶妙です。ただこの天津飯、1年前の春から卵とじの中の野菜が増えた分どうも味が変わってしまい、ふっくら感というより野菜のシャキシャキ感が目立つようになってしまい、昔の天津飯が懐かしい身としてはかなり残念です。もちろん、野菜がたくさん食べれるのはいいことなんですけどね。
お次はキャンパスの南西の角にある生協の建物の3階、4階にある通称「3食・4食」。3食のメニューはほぼ館下と同じだと思いますが、高いところにある分明るいのと人が若干少ないのがありがたい食堂です。もう一つうれしいのが軽食コーナーがあること。前からあったソフトアイスと去年からできたパンのコーナーはなかなか充実しています。アイス普及委員会副代表を務めていた僕は年中ここのお世話になっていました。冬場はなんとおしるこやホットコーンスープまで売っているバラエティに富んだコーナーです。4食の方はアラカルト形式。好きなものを選んで取って自分だけの献立を作るというのはアメリカの高校で育った僕には非常に懐かしいものでしたが、好きなものばかり選ぶと身体とお財布の健康に良くないことが判明し、あまり行くことができなかったのが心残りです。
3食・4食のすぐ近くにあるのが「どんどん」。うどんと丼物で「どんどん」だそうですが、文字通りその二つしかありません。この二つでは結構定番が限られてくるせいか、いろんなアイディア商品が飛び出すこのお店は常に注目の的でした。月末のお財布が厳しい時期はここのうどんなら200円以下で済みますし、浪人時期にゲンを担いでよく食べたカツ丼が好物になっていた僕はよくここに来てました。ただ一つだけ受け入れられなかったのは「阪大名物」たこやきうどん。誰が名物認定したのかは知りませんが、うどんの上に3つたこ焼きが浮いているというこのうどん、たこ焼きが汁を吸ってしまってなかなか珍妙な味でした。明石焼きっぽいのをイメージしたかったんでしょうか・・・?
そしてどんどんの南の小高い丘の上にあるのが「らふぉれ」。ここは教養の建物から遠く、標高が高い(と言ってもせいぜい数メートルですが)せいであまり行く事がなかったのですが、同じ理由のせいか長蛇の列を作るほど混むことはほとんどありません。そんならふぉれが密かにマイブームを引き起こした原因が実はカレー。阪大一おいしい!とかいうわけではないのですが、大盛りで頼むとざっと見て2倍量はあるんじゃないかと言うほどでかい皿に山盛りのカレーが出てきます。女の子が頼むのは少し無謀かと思うくらいです。しかも値段がそんなに変わらない!体育の後程よくお腹が空いたららふぉれの大盛りカレーと言うのが木曜日の定番コースでした。
最後になってしまいましたが、そんな学食すべてで起こっていた混雑を緩和すべく去年新しくできたのが「Sora」。名前が既にオシャレな上に、厨房の人たちのエプロンがまたオシャレ、そして建物はできたばかりで凄くきれい。おまけに奥にはケーキやパスタを出すカフェコーナーみたいな場所があり、全面ガラス張りで採光・景色も抜群。当初はどこの洋食屋に迷い込んだかと思ったくらい、それまでの学食のイメージが覆される思いでした。メニューも豊富で、ここの常連になる人も結構いるのではないでしょうか? と、長々と駄文を書き連ねさせていただきましたが、少しでも新入生、そして後半年の豊中ライフが残っている2回生の役に立ったらと思います。これからよく聞くことがあると思いますが、学食なら豊中>>吹田と言っても過言ではないくらい、豊中キャンパスの学食は質・量・種類全てが充実しています。吹田に移って始めてそのありがたみが分かってくるものなので、ぜひ今のうちに楽しんでおくことをオススメします。そして、上回生となってしまってもう豊中キャンパスには縁がないという方も、新歓などの時期にチラッと寄ってみることができたら懐かしい味や思い出に出会えるかもしれませんよ?







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Last updated: 2006/11/27 19:35
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