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育て、バドの花
                                                   7月号

学II K.O


 七月になりました。暑い日が続いていますが、バテていないでしょうか。今月は強化練と月末に練習試合が一つあります。体調管理に気をつけながら練習していきましょう。一回生は初めてのことも多く戸惑うこともあるでしょうが、自ら積極的に動いて、てきぱきと行動するよう心がけてください。
 さて、今月の目標です。今月の目標は「オーバーのショット」と「動きながら打つ練習」です。
 「オーバーのショット」では、クリア・カット・スマッシュの威力・精度をあげていきます。やはりバドミントンで基本のショットはクリアであり、素振りの基本もオーバーの振りでしょう。球が上がってきたときに精度の良いショットが打てると今までとはまた違ったバドミントンができるはずです。内容としては、打点の確認・同じフォームからのクリア/カット/スマッシュの打ち分け・制球力を鍛えるなどを考えています。
 「動きながら打つ練習」では、動きながらでも基礎打ちのときのようにしっかり球を打つようにします。この三ヶ月、たくさんのOB・OGの先生方に遊びに来ていただきましたが、大体の方がおっしゃるのは、部員の多く(特に中堅層)が「技術を実戦で生かしきれていない」、「つなぐべきところでラリーをつなげず続かない」といった内容です。これの一つの理由に、基礎打ちでは打ててもいざ実戦になるとミスが出る、つまり動きながらだと精度が落ちる、ということがあると思います。せっかく身につけた技術ですから、実戦で使えるようにしましょう。




勝つ

学U k.O

 
名簿に「今年の目標:全体の勝利数>人数×1.5」と書いた。しかし、考えてみると30人弱が参加するので、目標達成には40と少し勝つことになる。結構多いので、みんなしっかり稼いでね。

先月末に練習試合があった。一年生にとっては初の対外試合だったがどうだっただろうか。初見の相手と試合するのは、いつもの部内のゲームとは全く感覚がちがうだろう。部内の時とはちがったラリーをされて戸惑う人も多かったようだし、普段の力を発揮できないままずるずる負けてしまった試合をした人はけっこういるように思われる。先月末に練習試合があった。一年生にとっては初の対外試合だったがどうだっただろうか。初見の相手と試合するのは、いつもの部内のゲームとは全く感覚がちがうだろう。部内の時とはちがったラリーをされて戸惑う人も多かったようだし、普段の力を発揮できないままずるずる負けてしまった試合をした人はけっこういるように思われる。  というわけで試合での一連の流れのとらえ方の一例を書いてみる。自分の力を発揮する一助にしていただけると嬉しい。こんなん知っとるわいという人は、まあそう言わんとつきあってください。
基本的に試合では最初の5点は取られてよい点である。その間に相手のショットや癖を見ておいてラリーで負けないようにする(自分が一発で決められるなら別にいいのだが)。最初は相手の打つタイミングもわからないので一発で決められることも多いだろうが、できるだけ早くそれを拾えるようにしたい。また、自分の調子も把握できればよい。極端な話、スマッシュが全く入らないならその試合ではスマッシュ封印というのも一手である。
5点を過ぎたあたりから、こちらも相手もお互いのショットに慣れてきてラリーが続くようになってくる。現在のサーブポイント制では、二回連続でラリーに負けなければ相手に点数が入ることは無く、絶対負けない。よって自分がサーブ権を持った時は大胆にラリーをしてみてもよいかもしれない。逆にレシーバーになったときはイージーミスを避けて丁寧に打つべきである。さらに、試合の流れというものができ始める。流れがずっと相手にあるということはありえず、また自分にずっとあることもありえない。流れがいい時はミスをせず堅実にプレーすれば何の問題も無い。流れを手放すような安易なミスをしないだけ。流れが悪い時は、何か変化をつけるべきだろう。今までとは違うラリーを仕掛けてみたり、タオルを取ったりと何かするだけでずいぶん雰囲気が変わるものだ。阪大は応援人数も多いので先輩にアドバイスを聞きにいくのもありだろう。で、もっともらしい顔で作戦練るフリをして相手にプレッシャーを与えるわけである。どうせ頭真っ白だろうから、考えるフリでよろしい。やってることは子供だが、意外といやなものである。
15点のゲームでは11点で道半ばと聞いたことがある。14点で道半ばとも聞いたことがあるが。どちらにせよ、それほど最後の数点は取りにくいということだ。体力的にもしんどいし、残り数点の取り合いとなると精神的にも厳しい。しかもこれまででだいたい手の内がばれているので知っている人もいるだろうが「バドミントンは12点相手に取らせて15点取るスポーツだ」という言葉もある。14点取られると、もうミスできないのでどうしてもリスクを避けるラリーをしなくてはならなくなる。それでも思わぬ形で1点を取られること(ドライブサーブとか)はありえるので、事実上13点取られるとそこからはあまりリスクを背負えない。だが、12点目まではやってもかまわないという気持ちでプレーることは、気持ちに余裕ができラリーの幅も広がるので良いことである。という意味のようだ。
さて、1セット目が終わり、2セット目が始まる時に注意するすることは気を抜かないこと。2セット目の序盤は一気に点が入りやすい。ここで点を取られると苦しくなるで気をつけましょう。2セット目になるとそろそろ精神的に少しは落ち着いてくるだろうから、なにか一つ意識してプレーすることをおすすめする。自分からミスしないように気をつける・相手の得意なショットを打たせないように気をつける・しっかりフットワークすることに気をつける…などなど。ちなみに、2つも3つも意識すると虻蜂取らずになってしまう。
いくら作戦を練ったからといって自分よりはるかに強い相手に勝つことはできない。しかし、1割り増くらいの相手なら作戦でなんとかなる。ダブルスでは特にその傾向がある。俗に「試合で化ける」というが「化ける」というのはだいたい自分と同じようなレベルと接戦を演じた時に起こりやすい。これはこの目で見たことがあるので間違いない。大会で化ける人が出れば良いと思う。
余談だが、どう頑張っても勝てない相手だった場合。実はこれもレベルアップの機会だったりする。格上に対して、どんなラリー・ショットが有効なのかわかるというのは貴重な体験である。あきらめないで(どうせ次の試合が無いのなら体力全部つぎ込んでも問題なし)挑戦してみると良い。

 



がく’s メモリアル

教I G.Y


  0歳 1986年10月14日 2000g未満の未熟児として生まれる。危うく「カイ」と言う名前になりかける。
3歳 近江八幡から大津に引っ越す。姉貴2号におんぶされてラジオ体操に行く途中に落とされてオデコに一生傷を負う。
4歳 リビングで前歯を2本折る。幼稚園入園式でH.Y.君に「外人おる〜」って言われて、何か疎外感を幼心ながら感じ、トラウマに。
5歳 幼稚園の先生が親に「ガク君は字の覚えが非常に悪いようです」って隠れて言っているのを、隠れて聞いてトラウマに。
小1 小学校の入学テストで「好きな食べ物は?」と聞かれて、「たきこみごはんと夕張メロンです」と言ったら、鼻で笑われる。今も理由不明。トラウマに。
小3 多分、生まれて初めて殴り合いのけんかとY.S.君とする。理由は掃除当番。2人とも泣く。
成基学園でIQテストをする。IQ168という、金田一少年、銀狼もビックリの数字をたたき出す。
小4 浜学園に入園。3年間通っていたイトマン水泳教室を、後800メートル自由形を終えれば免許皆伝、という所で無念のリタイア。
小6 初恋。
中2 京都パープルサンガ時代のキングカズと近鉄電車で遭遇。あえて騒がずにシカトを通すことで精神的優位性(?)をカズに示すが、家に帰って後悔する。サイン欲しかった。
中3 ジョジョにはまり始める。バド部で知っている人はぜひスタンド論でもしてください。
高1 近鉄電車で座っていて、口を開けて上を向いて爆睡していたら、寝顔を知らん人に写メとられる。その音で起きたけどマジでヘコム・・・。
高2 飛ぶ鳥を落とす勢いで飛ぶ鳥を落としていた。(修学旅行in北海道)
高3 センター試験10日前に合格前祝いをする。Y木ゼミナールの食堂で酒盛り。
ウイスキーの怖さを遅まきながら知る。
二次試験10日前に合格前祝いをする。以下略。
1浪 浜学園時代に仲の良かったS(洛星)と再会。相変わらずで安心。
初恋の相手と再会。銀髪のギャル化していてヘコム。噂では少年院に行った男と結婚しようとしたり、オロしたり、退学したりetcらしい。
小6の時に僕があげた手のひらサイズの雪ダルマはどこへ・・・。
1回生 大学生活が思ったより忙しくて、K大とのギャップにいまだ馴染めていない。
1年間で8単位しかとってなくても進級してるやついるし。

あまり文字で自分の人生を振り返った事なかったんでいい経験になりました。
今後ともよろしくお願いします。


新聞係より:新聞原稿をお願いしたら年表で波乱の人生を語ってくれた山道君でした。幼少期のトラウマが多いようですが、めげずに人生を歩んで行ってほしいと切に願います。また、今回の原稿に関しましては「個人情報保護」の観点より適度に伏字を使用させて頂きました。ご了承ください。




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Last updated: 2006/11/27 19:35
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